iDeCoの税控除額を計算してみました

やはり計算してみると控除額はかなり大きいです

昨日SBI証券さんからiDeCo申込書類が届いた旨メールが届きました。解説までは1〜2ヶ月かかるようですね。わかってはいましたがやはりじっと待たなくてはならないです。楽しみに待ってようと思います。

さて、iDeCoで控除されるお金の種類は下記の3つ

  • 毎月の掛金が所得税控除
  • 運用益が控除
  • 将来受け取る際の退職所得控除、公的年金等控除

です。これらに関してどのくらいの控除になるのかSBI証券さんのiDeCo節税シミュレーションサイトで計算してみました。ちなみに30歳から始め、毎月23,000円拠出する想定です。

まず掛金の所得税控除ですが、年間で55,800円の節税になります。かなりでかいですね。月に均すと4,650円!毎月23,000円拠出するだけで約20%実質上乗せされるわけです。

これが30年続くと1,674,000円です。馬鹿にならないですね。

次に運用益が控除となりますので、計算すると

毎月の投資額23,000円は1年で276,000円、30年で8,280,000円です。

年利回りが3%だと運用益が5,030,092円で、これを掛金と合計すると13,310,092円です。

これが通常の株取引などですと運用益から20.315%税金が引かれますので、1,021,863円取られるはずがこれがまるまる残る形になります。これもすごい額ですね。

ただ、これは年3%というのが何の根拠もない数字なので多くなることも少なくなることもあるでしょう。

次に受け取る際の控除ですが、これが難しくて退職所得控除として受け取る場合こちらの勤続年数によって額が変わるらしく現状なんとも言えないのですよね。

30年勤続すれば1,500万円までの受け取りなら全額控除となりますが、5年勤続であればたった200万円なので、かなりの額が税金の対象になってしまいますね。

ですので、勤続年数に応じて税金がかからないように一時金として受け取り、あとはこちらによると65歳未満なら年間70万円、65歳以上なら年間120万円までになるようにして年金を受け取れば所得はゼロになるのでそのまま受け取れることになります。

これは得する金額がよくわからないですね…どう計算すればいいのだろうか…今後の課題とします。

今の所結論として30年で

  • 所得税控除が1,674,000円
  • 運用益税免除が年3%計算で1,021,863円
  • 計2,695,863円得!

という感じになりました!すごい得出来ますね!

この数字を見るとiDeCo解説がより待ち遠しくなりますね。座して待ちます。

コメント

  1. あずみ より:

    退職金がどの程度出るかにもよりますが、一時金で受け取った方が得な場合が多いですね。

    年金での受け取りはあまりお勧めできません。

    厚生年金を受け取っている場合は、それだけで120万越えますし、
    年金所得が増えると社会保険料も大幅アップです。
    (あと、受け取りの度に手数料も取られます。)

    • hikaru より:

      >あずみさん

      コメントありがとうございます。

      そうなのですね。厚生年金を受け取っていると120万円超えちゃうのですね…受け取る度に手数料というのも見落としてました。教えていただきありがとうございます。

      ただ、一時金で受け取ろうにも私を含めおそらくエンジニアという職種は転職が激しく1つの会社に留まっていることが少ないのですよね…私は今のところ最長で5年しか同じ会社にいたことがないですから、上でちらっとか書いてるのと同じく200万円です。

      エンジニアだと退職金は大抵の会社で出ないので丸々iDeCoの控除に回せるのですが、それでも全然足りない計算になります。もっと長く会社にいようと思ったのですが、それだと給料がなかなか大きく上がらないというジレンマがあり…本当会社の在籍期間は悩みどころです。

      • あずみ より:

        退職所得控除のことですね。
        それなら、idecoの場合は拠出期間で計算しますので、短期間で転職しても大丈夫と思います。

        例えば、idecoを30年間拠出すれば、その間に転職を何回しても
        idecoの分の退職所得控除は最大で1500万になります。

        それまでに退職金を受け取っている場合は計算がややこしいのですが…hikaruさんのケースではほとんどidecoの控除にまわせそうです。

        私も退職金、雀の涙です(ノ_<。)

        • hikaru より:

          >それなら、idecoの場合は拠出期間で計算しますので、短期間で転職しても大丈夫と思います。

          >例えば、idecoを30年間拠出すれば、その間に転職を何回しても
          >idecoの分の退職所得控除は最大で1500万になります。
          そ、そうなのですね!それは知りませんでした!てっきり同じ会社に30年勤め続けないと思っていました…!とてもいいことを教えていただいてありがとうございます!無知でした…

          そうですね。それであればほぼiDeCoの控除に回せそうです。良かったです…

          退職金出ないのちょっと悲しいですよね…お互いがんばりましょう…!